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住宅展示場にいきなり行かないほうがいい理由|モデルハウスは体感で2世帯分、我が家は延床32.5坪でした

住宅展示場にいきなり行かないほうがいい理由
namifam
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住宅展示場は、正直に言って楽しいです。広くて、明るくて、快適で、「こんな家に住みたい」と本気で思います。

問題は、そこです。

あの家は、これから自分が建てる家ではありません。私は2018年頃に飛び込みで展示場に行き、2019年12月に一条工務店で契約しました。建てた家の延床面積は32.5坪です。

展示場で見たモデルハウスは、体感で一般的な家の2世帯分くらいありました。仕様は標準でした。でも、広さは標準ではありませんでした。

モデルハウスの広さ2世帯分体感。坪数は聞かなかった
実際に建てた家32.5延床面積
それでもかかった総額5,729万円土地・建物・外構・諸費用

仕様は標準。でも「広さ」は標準じゃない

一条工務店のモデルハウスは、仕様そのものはほぼ標準です。これは嘘ではありませんでした。あとから自分の見積書を見ても、展示場で「標準です」と言われたものは、だいたい本当に標準でした。

ただし、広さだけは別です。あの空間の気持ちよさは、仕様ではなく面積が作っています。

仕様が標準なら、同じ家が建つと思っちゃいますよね。

思います。私もそうでした。でも本当に見るべきだったのは仕様より坪数でした。

広さが変わると、感じ方が全部変わる

同じ床材、同じ壁、同じキッチンでも、面積が違えば体感はまったく別物になります。

  • 開放感——天井の高さが同じでも、床面積が広いほうが圧倒的に広く感じます
  • 動線——展示場は人がすれ違っても狭くない。実際の家では家族の動線がぶつかります
  • 家具の余裕——モデルハウスの家具は大きく、しかも余白がある。同じ家具は入りません

我が家にも吹き抜けはあります。8畳です。それでも、展示場で感じたあの開放感とは違います。むしろ「吹き抜けを8畳も取ったのは大きすぎた」というのが、6年住んだいまの本音です。

現実に買えるのは、その半分くらい

我が家の実額を出します。すべて見積書と契約書の数字です。

延床面積32.5坪
土地2,320万円
建物本体3,254万円(坪単価 約100万円)
外構1,550,000円
総額約5,729万円
住宅ローン5,900万円(フルローン)

展示場で見たあの家の、体感で半分の家です。それでもこの金額でした。

じゃあ、あのモデルハウスをそのまま建てたら…?

考えたくないです。少なくとも我が家の予算では、最初から選択肢に入っていませんでした。

いちばん怖いのは「欲しい」が強くなること

ここが、この記事で一番書きたいところです。

展示場に行くと、判断のものさしが動きます。

快適さを一度体験してしまうと、そこが基準になります。

「これくらいは欲しい」の水準だけが上がって、予算は1円も上がりません。この差が、そのまま無理につながります。

私は展示場に行った日に契約したわけではありません。持ち帰って考えました。それでも、あの日にできた「基準」は、その後ずっと残りました。

結果として我が家は5,900万円のフルローンを組みました。あとから1人分の手取り439万円で計算し直すと、我が家の適正額は3,448万円。2,452万円、借りすぎていました。

展示場のせいだけにするつもりはありません。決めたのは自分です。ただ、冷静なうちに数字を先に決めておくべきでした。

だから、いきなり行くのはすすめません

「行くな」ではありません。順番が逆だったという話です。やり直すなら、こうします。

  • 先に自宅で情報を集める——資料請求とネット検索で、相場と間取りの感覚をつくってから行く
  • 自分の予算で建てられる坪数を先に出しておく——「うちは何坪までか」を数字で持っていれば、広さに流されません
  • モデルハウスの延床が何坪か、必ず聞く——私は聞きませんでした。ここが一番の反省です
  • その日は決めない——見学と検討を、日を分ける

よくある質問

Q

モデルハウスの仕様は、実際に建てる家と同じですか?

A

一条工務店の場合、仕様はほぼ標準でした。あとから見積書を見ても、展示場で「標準です」と説明されたものは概ね本当に標準です。ただし広さは別で、体感で一般的な家の2世帯分ありました。

Q

モデルハウスは何坪くらいあるのですか?

A

正直に書くと、私は聞きませんでした。だから正確な坪数は分かりません。体感で一般的な家の2世帯分です。この「聞かなかったこと」自体が反省点なので、これから行く方は必ず延床何坪か聞いてください。自分が建てられる坪数と並べれば、印象に流されずに済みます。

Q

住宅展示場に行くこと自体がダメなのですか?

A

いいえ。実物を見られる価値は大きいです。問題は順番で、何も準備せずにいきなり行くと、判断の基準そのものが展示場でつくられてしまいます。相場と自分の予算を先に持ってから行くのがおすすめです。

Q

自分の予算で建てられる坪数は、どう出せばいいですか?

A

ざっくりでかまいません。建物に出せる金額 ÷ 坪単価で概算が出ます。我が家は建物3,254万円・坪単価約100万円で32.5坪でした。土地・外構・諸費用は別にかかるので、総額から逆算するとさらに現実的な数字になります。

Q

広い家にしておけばよかったと思いますか?

A

思いません。むしろ我が家は8畳の吹き抜けが大きすぎたと感じています。広さは維持費にも跳ね返ります。展示場で「広い=いい」と刷り込まれないことのほうが大事です。

まとめ

  • 展示場のモデルハウスは仕様は標準でも広さは標準ではない。我が家が見たものは体感で2世帯分
  • 現実に建てたのは延床32.5坪。それでも総額約5,729万円かかった
  • 怖いのは金額より、「これくらいは欲しい」の基準が上がること。予算は上がらない
  • 我が家は5,900万円のフルローンを組み、あとから逆算した適正額は3,448万円だった
  • 行くなら先に相場と自分の坪数を持ってから。モデルハウスの延床は必ず聞く

展示場は「夢を見る場所」です。夢を見るのは悪くありません。ただ、数字を決めるのは、夢を見る前にしておいたほうがいい——これが6年住んで思うことです。

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ABOUT ME
RYO
RYO
会社員/休日サーファー
2020年無知の状態で家づくりを開始。 一条工務店にてマイホーム完成 家づくりの過程で失敗を経験。致命傷は負わずに済んだがその経験をもとに「家づくりは、まず自宅から」を推奨中。
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