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家づくり最初の失敗談|展示場は大手しか見ず、土地探しを手伝ってもらううちに1社だけで契約した話

家づくり最初の失敗談
namifam
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「家づくりで一番後悔していることは何ですか?」と聞かれたら、私は間取りでも設備でもなく、契約前の進め方だと答えます。

住宅展示場に初めて行ったのは2018年頃。契約したのは2019年12月です。1年以上ありました。それなのに、最後まで見積もりを取ったのは一条工務店1社だけでした。

時間がなかったわけではありません。急かされたわけでもありません。それでも比較しなかった。途中から「比較する」という発想そのものが、自分の中から消えていたからです。

なぜそうなったのかを、盛らずに書きます。

見積もりを取った会社1一条工務店のみ
検討した地元工務店0展示場には大手しかいない
展示場から契約まで1年以上2018年頃 → 2019年12月

何が起きたのか|展示場は複数見た。でも見積もりは1社だけだった

きっかけは、家族で何気なく立ち寄った住宅展示場でした。予約もしていない、完全な飛び込みです。目当ての会社があったわけでもありません。

その日は大手ハウスメーカーのモデルハウスをいくつか見て回りました。複数社は見ています。そしてその日は契約せず、いったん持ち帰りました。ここまでは、たぶん普通の進め方だと思います。

問題は、そのあとです。

ちゃんと持ち帰って検討したんですよね? どこで失敗したんですか?

一条の営業さんから「土地からお探しなら、一緒に探しますよ」と言われて、お願いしたんです。希望のエリアはこちらから伝えました。

土地探しを手伝ってもらううちに、比較する機会がなくなっていた

当時、我が家は土地を持っていませんでした。だから土地探しを手伝ってもらえるのは、正直ありがたかったです。

誤解のないように書いておくと、希望のエリアはこちらから伝えましたし、どの土地にするかもすべて自分たちで決めています。営業さんがしてくれたのは、そのエリアの物件を探して案内してくれたことと、土地の売主とのやり取りを代わりに進めてくれたことです。これは本当に助かりました。

ただ、いま振り返ると、ここが分岐点でした。

土地を探す作業が、そのまま建てる会社との共同作業になっていく。

物件を案内してもらう → その場で「ここなら、こういう家が建てられます」と話が進む → 売主とのやり取りも進む → 打ち合わせが増える。気づくと、他社を見に行く時間も、見に行く理由もなくなっていました。

誰かに騙されたわけでも、強引に囲い込まれたわけでもありません。土地選びの主導権は、こちらにありました。それでも、会社を比べるという行為だけが、いつの間にか予定から抜け落ちていました。

それでも結果として、土地が決まった時点で、建てる会社はもう決まっていました。契約書にハンコを押したのは2019年12月ですが、実質的に決まったのはもっと前だったと思います。

「比較しないと決めた」記憶が、私にはないんです。土地は自分で選んだのに、会社を比べることだけが抜け落ちていた。ここが怖いところだと思っています。

もうひとつ勘違いしていた|展示場のモデルハウスは「広さ」が別物

展示場を見ているとき、私はもうひとつ誤解していました。一条工務店のモデルハウスは仕様こそほぼ標準ですが、広さがまったく違います。体感で一般的な家の2世帯分ほどありました。我が家の延床は32.5坪です。

この「展示場の広さに基準を作られてしまう」話は、別記事に詳しくまとめました。→ 住宅展示場にいきなり行かないほうがいい理由|モデルハウスは体感で2世帯分、我が家は延床32.5坪でした

具体的に何を失ったか

① 地元工務店を、1社も検討しなかった

住宅展示場に出展しているのは、基本的に大手ハウスメーカーです。地元の工務店は、そもそもあの場所にいません。

展示場を入口にした時点で、選択肢が「大手の中から選ぶ」に絞られていました。一般的に地元工務店は坪単価を抑えやすいと言われますが、我が家はその可能性を一度も検討していません。いま一番悔やんでいるのはここです。

② 価格交渉の材料が、最初からなかった

我が家が契約時に使えたのは、勤務先の福利厚生制度による法人割引469,199円でした。これは制度として用意されているもので、交渉で引き出した金額ではありません。

他社の見積もりが1枚もない状態では、そもそも交渉の入り口に立てません。「他社さんはこの金額でした」と言えないからです。

③ 他社のプラン・間取りを比べる機会

建物本体は3,254万円、坪単価にすると約100万円でした。この金額が高いのか妥当なのか、私はいまだに判断できていません。比べる相手がいないからです。

項目一般的にすすめられる進め方我が家が実際にやったこと
会社の探し方複数社から資料・提案を取り寄せる飛び込みで展示場へ。大手を複数見学
地元工務店候補に入れて比較する0社。一度も検討せず
見積もり複数社で相見積もり一条工務店1社のみ
土地探し建てる会社と切り離しても動かすエリア・物件は自分で決定。案内と売主対応は一条の営業
検討期間数ヶ月かけて比較1年以上あったが、比較には使えなかった

それでも「一条を選んだこと」自体は後悔していない

誤解してほしくないのですが、私が後悔しているのは比較しなかったプロセスであって、一条工務店・i-smartという選択そのものではありません。

太陽光10kWの自給率は6年間で152%、電気代は冬の最高でも21,433円。実データを見るかぎり、性能面には満足しています。

ただ、それは比較しなかった結果としてたまたま当たっただけで、誰にでも再現できる進め方ではありません。だからこの記事を書いています。

もし今、家づくりをやり直すなら

  • 展示場に行く前に、自宅で情報を集める——資料請求とネット検索で相場観をつくってから行く。順番が逆でした
  • 土地探しは、建てる会社とは別のルートでも並行して動かす——不動産会社など窓口をもう一つ持つ。手伝ってもらうこと自体は悪くありませんが、窓口が1つだと会社を比べる機会が自然に消えます。ここが一番の教訓です
  • 地元工務店を最低1社は候補に入れる——展示場にはいないので、自分から探しにいくしかない
  • モデルハウスは坪数を聞く——仕様が標準でも、広さは標準ではありません

よくある質問

Q

一条工務店に決めたこと自体を後悔していますか?

A

いいえ。電気代・売電実績など性能面には満足しています。後悔しているのは「他社と比較しないまま契約したプロセス」であって、選んだ会社そのものではありません。

Q

展示場から契約まで1年以上あったのに、なぜ比較しなかったのですか?

A

土地探しを一条の営業に手伝ってもらったからです。希望エリアも物件も自分で決めましたが、案内と売主とのやり取りがその会社経由で進むうちに打ち合わせが増え、他社を見に行く時間も理由もなくなりました。意識して比較をやめたわけではなく、いつの間にか比較する対象がいなくなっていた、という感覚です。

Q

土地探しをハウスメーカーに頼むのはやめたほうがいいですか?

A

頼むこと自体は悪くありません。我が家も希望エリアを伝えて探してもらい、売主とのやり取りも代行してもらって、とても助かりました。ただし窓口がその1社だけになると、その会社で建てる前提が自然にできあがります。不動産会社など別ルートも並行して動かしておくと、比較の余地を残せます。

Q

住宅展示場に行く前に準備しておくべきことは?

A

資料請求とネット検索で、先に相場観をつくっておくことです。我が家は飛び込みで行ったので、説明を評価する基準を何も持っていませんでした。

Q

展示場のモデルハウスは実際の家と同じですか?

A

一条工務店の場合、仕様はほぼ標準でした。ただし広さが違います。体感で一般的な家の2世帯分ほどあり、開放感は再現できません。我が家の延床は32.5坪です。

まとめ|失敗は「即決」ではなく「比較の道が消えたこと」

  • 展示場は2018年頃、契約は2019年12月。1年以上あったのに見積もりは1社だけだった
  • 原因は、土地探しの窓口が建てる会社1つだけになったこと。エリアも物件も自分で決めており、助けられた面も大きいが、結果として会社を比べる機会が消えた
  • 展示場には大手しかいないため、地元工務店を0社しか検討していない
  • 建物3,254万円・坪単価約100万円が妥当かどうか、いまも判断できていない
  • やり直すなら、先に自宅で情報を集める土地探しの窓口を建てる会社以外にも持つ

家づくりは金額も大きく、後から取り返しがつきにくい決断です。同じ入り方をする方が一人でも減ればと思い、公開します。

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ABOUT ME
RYO
RYO
会社員/休日サーファー
2020年無知の状態で家づくりを開始。 一条工務店にてマイホーム完成 家づくりの過程で失敗を経験。致命傷は負わずに済んだがその経験をもとに「家づくりは、まず自宅から」を推奨中。
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