実データ
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【3年分の実データ】一条工務店i-smartの電気代を公開【太陽光10kWあり】|床暖房フル稼働の冬でも最高21,433円

3年分の実データ 一条工務店i-smartの電気代を公開太陽光10kWあり
namifam
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2023年7月〜現在までの請求実績(電力会社マイページのデータ)をすべて公開しています。毎月更新中。最終更新:2026年6月

一条工務店の全館床暖房って、電気代いくらかかるの?

これ、私が家を建てる前に一番知りたかったことです。でも当時、カタログにも営業さんの説明にも「リアルな数字」はありませんでした。

なので、i-smartに住む我が家の電気代を、3年分そのまま公開します。盛りません。高かった月もそのまま載せます。

先に結論

冬の最高額(床暖房フル稼働)21,4332025年2月・596kWh
年間の電気代(2025年実績)198,428月平均 約16,500円
3年間の月平均約15,30035ヶ月の実測から
項目実績
冬の最高額(床暖房フル稼働)21,433円(2025年2月・596kWh)
年間の電気代(2025年実績)198,428円(月平均 約16,500円)
一番安い月9,650円(2023年7月)
3年間の月平均約15,300円

全館床暖房を24時間つけても、冬の電気代は最高でも月2.2万円弱。これが我が家のリアルです。

【先に正直に言います】この金額は太陽光約10kW(蓄電池なし)を載せた家の「買電のみ」の数字です。晴れた日の日中は太陽光の発電でまかなっているため、太陽光なしの家ならこれより確実に高くなります。「太陽光なしだといくら?」の試算は記事の後半で解説します。

太陽光発電の家の電気の仕組み:昼は自家消費、夜と雨の日は買電。電気代の請求額は買電の金額だけ

我が家のスペック

項目内容
建物一条工務店 i-smart(2020年4月完成)
延床面積約32.5坪(107.49㎡:1階60.41㎡+2階47.08㎡の2階建て)
家族構成4人暮らし(夫婦+2022年生まれ・2023年生まれの子ども2人)
太陽光約10kW搭載・蓄電池なし ※下記は買電のみの金額です
冷暖房全館床暖房(12月〜2月・24時間稼働)+さらぽか(梅雨〜夏・24時間稼働)
電力会社Looopでんき(〜2026年3月)→楽天でんき(2026年4月〜)
給湯・調理オール電化(ガス契約なし)
我が家の冷暖房カレンダー:床暖房は12月〜2月、さらぽかは6月〜9月(梅雨〜夏)に24時間稼働

月別の電気代 全データ

2025年(年間合計 198,428円)

電気代使用量
1月20,012円510kWh
2月21,433円596kWh
3月18,754円501kWh
4月17,079円471kWh
5月11,440円305kWh
6月10,985円296kWh
7月14,593円381kWh
8月16,916円464kWh
9月18,920円543kWh
10月17,610円506kWh
11月15,482円405kWh
12月15,204円419kWh

2024年(年間合計 181,183円)

電気代使用量
1月15,446円518kWh
2月15,483円574kWh
3月14,174円542kWh
4月13,543円469kWh
5月10,177円313kWh
6月10,949円312kWh
7月13,177円355kWh
8月20,084円499kWh
9月19,534円558kWh
10月17,858円495kWh
11月15,429円399kWh
12月15,329円381kWh

2023年(7月〜)

電気代使用量
7月9,650円416kWh
8月11,841円475kWh
9月14,217円546kWh
10月16,768円521kWh
11月11,148円348kWh
12月14,122円408kWh

2026年(毎月更新中)

電気代使用量備考
1月18,999円561kWh
2月18,670円596kWh
3月13,734円450kWhLooop最終月
4月15,849円388kWh楽天でんきに切替
5月13,272円272kWh床暖房オフ
6月12,657円272kWhさらぽか稼働開始

一条工務店i-smart 電気代の推移グラフ(2023年7月〜2026年5月)

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Q

さらぽかは夏ずっとつけていますか?

A

はい。梅雨の時期から夏の終わりまで、24時間つけっぱなしで運用しています。こまめにオンオフするより、つけっぱなしの方が快適さも電気代も安定します。

Q

床暖房は24時間つけっぱなしですか?

A

はい。例年12月〜2月の期間は24時間つけっぱなしです。i-smartの全館床暖房は連続運転が前提の設計なので、頻繁なオンオフはかえって非効率です。

Q

オール電化ですか?

A

はい、オール電化です。この記事の電気代が光熱費のすべてで、ガス代は掛かっていません。

Q

太陽光なしだといくらになりますか?

A

自家消費分の実測値を集計中のため、確定次第この記事に追記します。概算では月+8,000〜12,000円程度になる見込みです。

Q

電気代が上がったのは使う量が増えたからですか?

A

いいえ、単価です。同じ7〜12月どうしで比べると、買電量は2,714kWh→2,718kWh(+0.1%)とほぼ変わらないのに、電気代は77,746円→98,725円(+27.0%)に増えました。1kWhあたりの単価が28.65円→36.32円(+26.8%)になったのが原因です。

Q

単価が上がった内訳は分かりますか?

A

手元の請求書では分解できませんでした。燃料費調整額・再エネ賦課金・市場連動プランの値動きが混ざった結果としての単価です。また2026年4月にLooopでんきから楽天でんきへ切り替えているため、2026年は契約条件そのものが違います。断定は避けて、事実として単価が上がったことだけを書いています。


電気代が上がった理由を、使用量と単価に分けて計算しました

上の表を見ていて、ひとつ気づいたことがあります。電気代は上がっているのに、買っている電気の量はほとんど増えていないのです。

そこで、35ヶ月分の「電気代(円)」と「買電量(kWh)」を割り算して、1kWhあたりの単価を出してみました。季節で使用量が大きく変わるので、同じ月どうしを突き合わせて比較しています。

電気代(7〜12月)+27.0%77,746円 → 98,725円
買った電気の量+0.1%2,714kWh → 2,718kWh
1kWhあたりの単価+26.8%28.65円 → 36.32円
2023年7〜12月と2025年7〜12月を比較し、電気代の上昇が使用量ではなく単価によるものだと示した棒グラフ
2023年7〜12月 → 2025年7〜12月。同じ月どうしの比較(買電のみ)

使う量はほぼ横ばい(+0.1%)なのに、電気代は27%上がっていました。差を生んでいたのは単価です。この2つの期間は同じ月・同じ電力会社の契約なので、比較の条件としてはかなりきれいに揃っています。

ほかの期間でも同じことが起きていました。

比較した期間電気代買電量単価
2023年7〜12月 → 2025年7〜12月+27.0%+0.1%+26.8%
2024年 → 2025年(共通11ヶ月)+6.8%−0.8%+7.7%
2024年1〜6月 → 2026年1〜6月+16.8%−6.9%+25.5%

3つとも、買電量は増えていないか減っているのに、電気代は上がっています。節約でどうにかなる部分ではなかった、というのが正直な結論です。

ここは正直に書いておきます

単価が上がった内訳までは、手元の請求書では分解できませんでした。燃料費調整額・再エネ賦課金・市場連動プランの値動きが混ざった結果としての単価です。「電力会社が値上げしたから」と一言で片づけられる話ではありません。

また我が家は2026年4月にLooopでんきから楽天でんきへ切り替えているので、2026年は契約条件そのものが違います。上の表でいちばん条件が揃っているのは、契約も月も同じ1行目(2023年7〜12月→2025年7〜12月)です。

「使用量は19%増えた」という別記事の数字との関係

別の記事で「電気の使用量は4年で19%増えた(2021年7,941kWh→2025年9,452kWh)」と書いています。ここでの「買電量は横ばい」と矛盾しているように見えるかもしれないので、補足します。

家全体の消費量増えている(+19%)。子どもの成長で在宅時間と家電が増えたため。
買電量(このページの数字)横ばい〜減少。増えた分を太陽光の自家消費が吸収している。
電気代上がっている。買う量は増えていないので、原因は単価。

つまり「使う量は増えたが、買う量は増えていない。それでも電気代は上がった」という状態です。使用量そのものの推移は電気使用量6年75ヶ月の実測に、太陽光がどれだけ吸収しているかは太陽光10kWの売電実績にまとめています。

データから分かった5つのこと

①床暖房フル稼働でも「月2万円ちょっと」が天井

3年間で最も高かったのは2025年2月の21,433円。「全館床暖房=電気代がヤバい」というイメージで建てるのをためらっている方には、この数字が一番の答えになると思います。高気密高断熱だからこそ、暖房を全館でつけてもこの程度で収まります。

しかもこのデータは赤ちゃん2人がいる4人家族の数字です。乳児がいると室温は妥協できないので、真冬も24時間家じゅう暖かい状態を保った上での金額。床でハイハイさせても冷たくない暮らしがこの値段なら、我が家は高いと思っていません。

冬の床暖房の暮らし:雪の夜でも赤ちゃんが素足でハイハイできる暖かさ

②夏の電気代には「さらぽか」が含まれています

2024年8月は20,084円と、冬に迫る金額でした。ただしこれは床冷房さらぽかを稼働させた上での金額です。「さらぽかって電気代どれくらい上がるの?」と不安な方は多いと思いますが、家中サラサラの快適さ込みで夏のピークが約2万円。我が家はこれで採用して正解だったと思っています。市場連動型プラン(LooopスマートタイムONE)は夏の昼間の単価が上がりやすい点も金額を押し上げた一因です。

③年間で見ると「月平均1.5〜1.6万円」

2024年は年間181,183円、2025年は198,428円。床暖房の冬だけ見て怖がるのではなく、年間トータルで資金計画に入れるのが正解です。

④電気代は「単価×使用量」で見る

同じ春でも、2025年5月(Looop)は305kWhで11,440円(約37.5円/kWh)、2026年5月(楽天でんき)は272kWhで13,272円(約48.8円/kWh)。使用量が減ったのに金額は上がっています。電力会社・プランの違いがそのまま出ており、切替の損得は現在検証中です。続報はこの記事で更新します。

⑤【重要】太陽光なしなら、いくらになるのか?

繰り返しますが、上記は「買った電気」だけの金額です。日中は太陽光の発電でまかなっているので、太陽光なしの家なら確実にもっと高くなります。

ざっくりの計算式はこうです:

太陽光なしの電気代 ≒ 上記の電気代 +(自家消費量kWh × 電気単価)

太陽光モニターの実測値が出ました。我が家の自家消費量は6年間で21,449kWh=月平均およそ290kWhです(発電量−売電量で算出、買電との検算も一致)。これを電気単価40円/kWhで換算すると、太陽光がなければ毎月およそ+11,600円、年間で約14万円も電気代が高くなっていた計算になります。つまり太陽光は「売電収入」だけでなく、この自家消費分でも家計を支えてくれているということです。

10kW載せた初期費用(約197万円)と売電収入を含めた「実質の光熱費」と回収シミュレーションは、こちらの記事で全公開しています。

👉 【6年分の実データ】太陽光10kWの売電実績|累計129万円・自給率152%

これから建てる方へ

5年住んで分かったのは、電気代で後悔するかどうかは「床暖房をつけるか」ではなく、太陽光と電力プランの設計で決まるということです。ハウスメーカー比較の段階で、各社に年間光熱費のシミュレーションを出してもらって並べてみてください。私はこれをやらずに契約して、入居後にあわてて調べることになりました。

よくある質問

この記事は実際の請求データに基づいています。毎月更新します。

ABOUT ME
RYO
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会社員/休日サーファー
2020年無知の状態で家づくりを開始。 一条工務店にてマイホーム完成 家づくりの過程で失敗を経験。致命傷は負わずに済んだがその経験をもとに「家づくりは、まず自宅から」を推奨中。
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